人類1万年の悪夢を打ち破る 真実
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病院で、ごくごく普通に交わされている大まじめな健康談議です。何とナンセンスなと驚いてはいけません。これが現代医療のいつわらざる実情なのです。いてはいますが、その実態は単なる苦痛除去術か、もしくは死亡先送り術に過ぎないのです。って取り、不良部品は交換する。あちらを立てればこちらが倒れ、こちらを抑えればあちらが吹き出す。それはそれは絶望的な悪循環です。現代医療は、未来への明るい展望をかけらも見い出せないままに、泥沼のような迷路の奥深くどんどん迷い込んで患者が再び問いかけます。「それでは病気とは何ですか」医者が再び答えます。「健康でない状態のことです」これは、笑い話でもブラックユーモアでもありません。世界中のほとんどすべての今日の医療は、「医療」ではありません。対症療法とか何とかそれらしい名前が付熱が出たら解熱剤を飲ませ、痛みを訴えれば鎮痛薬を注射する。異物ができたら切       92

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