人類1万年の悪夢を打ち破る 真実
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い、その深さといい、他の動物たちのそれとは全くの段ちがいなのです。というものがあります。食べものの指向性のことですが、人類ほど豊かな食性を持つ動物はいないのです。ほとんどが、草食性か肉食性かに大別されてしまうのです。草食性の動物は植物しか食べず、肉食性の動物は動物しか食べないのです。カラスやニワトリなどです。しかしこれらとて、人類のように何でもかんでも手当たりしだいにというわけでは決してありません。その食性の幅は、やっぱり大きく制限されているのです。のです。人類は、その「食」においてもまた完全に自由なのです。ほんとうですよ。まず多様さの方から検証してみましょう。動物には、すべて食性人類以外の動物はみんな、その食性が生まれつき大きく制限されています。彼らのもちろん、両方とも食べるいわゆる雑食性の動物もいるにはいます。イヌやクマ、それに比べて私たち人類はどうでしょう。実は、人類にのみ食性の制限が全くない人類は、生きているものならほとんど何でもその「食」の対象にしてしまいます。第三章 衣食住の真実     57

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