人類1万年の悪夢を打ち破る 真実
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人類の衣食住の本質的意味「衣食足って礼節を知る」という格言があります。人間は衣食住が過不足なく調わところがまた一方には、「人はパンのみにて生くるものにあらず」という格言もあ両者は、互いに全く正反対のことを言っているように感じられます。一体どちらが私たち人類は、単なる動物では決してありません。特別な動物なのです。「より豊なければ、人間らしい美しい心でなどとうてい生きられるものではないという意味です。それは、衣食住こそがすべての基本であり何よりも大切だという教えなのです。ります。人間は、衣食住の充足だけを目的として生きるべきものではないという意味です。衣食住ばかりを絶対視するのは、人間のすべきことではないという教えなのです。ほんとうなのでしょう。実はどちらもほんとうなのです。以下にその理由を説明します。     第三章 衣食住の真実 43

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