な中身です。ここではまず、完ぺきなる理想の企画能力の実際について検証してみます。りと鮮明にイメージできる能力のことです。さらに言えば、人間社会を自然界同様あるいはそれ以上の完ぺきなる理想世界にするための具体的方策が、全部はっきりと分かる能力のことです。んな疑問は、まことにもっともです。しかし実際には、そんなに大げさに言うほどのことでもないのです。人間ならだれでも、そうなれる可能性を持っているのです。ひょっとすると本書をここまで読み進めてきた読者の中にも、そんなすごい能力に目覚かない「小我」にとらわれているから、真実が何ひとつとして見えてこないのです。ホントの自分である「大我」に目覚めさえすれば、真実は一瞬のうちに自明となってそれは簡単に言えば、本来あるべき理想的な人間社会のあり方のすべてが、ありあどうですか。すごい能力でしょう。「そんな人間がほんとうにいるのか」読者のこ要するに、悟ればよいのです。ほんとうの自分が何なのかをです。ウソの自分でし第七章 政治の真実め始めている人がいるかも知れません。 179
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