浪費し、かけがえのない自然環境を猛烈に破壊しながらです。てきた人類が、とうとう「自然」から見捨てられる運命のときを迎えるのです。激に減衰して、人類の食糧となるべき「生いち命」の再生産が潤沢に行われなくなるのです。食べものを奪うことで生まれ出てきた「エゴ」が、食べものを奪われることによって滅んでゆくのです。まさしく因果応報そのままにです。千も万も付くほど巨大な悪業を一気に清算させられるのです。一体どれほどむごたらしい状況になるのか、ほんのちょっと想像しただけでも、身の毛がよだち背中に悪寒とでしょう。「人間」がではなく、「エゴ」がそうさせるのです。そしてとどのつまり結局は、全面的核戦争になってしまいます。自暴自棄におちいった「エゴ」が、最そして、ついに絶対限界が来てしまいます。「自然」への悪業の限りを尽くし続け具体的には、絶望的な食糧危機に遭遇するということです。「地球」の生命力が急人類はそこで、一万年このかたこれでもかと積みあげ続けてきた巨大も巨大、超がすべてを食べ尽くしいよいよ追いつめられた人類は、きっと人肉さえ食べ始めるこ第六章 経済の真実が走り思わず大声をあげて泣き叫びたくなるほどです。 の 157
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