どん「発展」していったのです。然になった心は、必ず不自然な価値観を持ち始めるからです。ってきたのです。それに第一米や麦では、量的にも質的にも保管が大変過ぎるからです。そして、その一連の流れがゆき着いた先が「お金」だったのです。を持っています。大量に所有すれば、ナンセンスながらもそれなりの安心感は得られるのです。しかし、命と何の関係もない金銀財宝や美術品ではそうはゆきません。いろいろと好都合なことが多い反面、かんじんの安心感に少なからず問題があったので米や麦と同価値であるという「約束」を付加したのです。そのころすでに例のマインドコントロールの鎖にがんじがらめにされてしまっていた社会的強者たちが、よってそれにつれて、幸せ度を計るものさし自体も少しずつ多様化していきました。不自金銀財宝や美術品などの出現です。いつまでも米や麦ばかりではおもしろくなくな食べものである米や麦は、命と直結したものですから自ずから普遍的な絶対的価値そこで考え出されたのが「お金」なのです。持ち運びや保管がしやすい「物」に、第六章 経済の真実す。 145
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