人類1万年の悪夢を打ち破る 真実
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せん。戦いに適したその体つきはともかくとして、戦闘的なその心は完全に後天性なのです。それは、特殊な調教によってむりやり作りあげられたものなのです。彼らも野山でのんびりと自然に育てば、穏やかで平和的な普通の牛馬と何ら変わりはないのです。たりするのは、とんでもない見当ちがいであり、またこの上なく危険なことでもあるのです。人類の今後の命運は、教育こそが握っているというべきなのです。そうなのです。これが教育というものの実体なのです。教育を甘く見たり軽く考え教育の重要性と危険性本書の読後感は、万人共通で「あ然」の一語に尽きると思います。「感動などという単純なものではない」「かと言って無感動ではさらさらない」     102

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